2013年6月21日金曜日

WordPress+不動産プラグインでサイト構築中


 WordPressに不動産プラグインを入れてサイトを制作しています。WordPressはちょっと前から触り始めたのですが、ひと昔前はCMSといえばMovabletypeと思って使い込んでいたので、また新たに覚えなければいけないことも結構あって大変です。

 しかしこのプラグイン、不動産サイトを立ち上げるために必要な最低限の機能は無料でできてしまうので、すごくいいです。サーバー代やドメインにかかる費用などもけちってしまえば、ほとんどお金をかけずに不動産サイトがつくれます。おそらく一番大変なのは物件情報の入手と入力ではないでしょうか。レインズなどに加入していれば、そこはクリアできますがお金はどうしてもかかります。
 このWordPress+不動産プラグイン、ちょっと踏み込んだことをしたりデザインテンプレートを入れようとしたりすればお金はかかりますが、今回はこうした機能面にはお金をかけずにサイトを構築していきます。

 まず基本部分の導入についてはここに詳しい説明があります。不動産プラグイン以外にも、動作が確認されているプラグインを入れていきます。さらに以下のプラグインも入れました。

 デザイン面では、TwentyElevenをベーシックに子テーマを作成。左メニューの2カラムにして、サイトタイトルを画像に変更しました。右上の検索窓のところにも問い合わせ用バナーを設置。
 インストールしたプラグインのうち有効化しているのは、

Contact Form7
Easing Slider "Lite"
Executable PHP widget
Flamingo
Google Analytics
Last viewed Posts
post-views
Twenty Eleven Theme Extensions
WordPress Database Backup
WordPress Google Analytics Reports
wp-jquey-lightbox
WP-Optimize
Wp Multibyte Patch
WP Social Bookmarking Light

 です。このうちWP-Optimizeは使うときだけ有効化しています。プラグインは便利ですがあまり入れすぎると重たくなるというので、あまり数を増やさないようにしたいと思っています。

 実現したいけどできていないことを整理しておくと、

・ ウィジェットでエリアの名前にカーソルをあわせると(hover)、隣にある地図の該当部分の色が替わる(CSSとjavascriptかな)
・ 路線名の一覧や駅名の一覧を表示させたときに、該当物件数をカウントして横に表示させる(javascriptかな)
・ タグ、タクソノミーの使いこなし
・ ヘッダー部分・中央へのバナーの追加

などなど。jQueryとかPHPとか、もうちょっと分かるようになっておけばよかったと後悔しています。

 サイトはクライアントチェックが終わったら紹介したいと思います。

2013年6月18日火曜日

アラジンの扇風機? デザインで選びたい季節家電

 以前取材でお世話になった方がFacebookで「アラジンの扇風機」なるものの写真を紹介されていた。初めて見てシャレオツなデザインでいいなぁと思ってググってみたが、もうないようで、ちょっとガッカリ。一瞬「欲しいなぁ」と思ったのに(このブログに同じ?似たような?扇風機の写真がありました)。

 この「アラジン」という会社、恥ずかしながら知らなかったのでググってみたところ、イギリスのメーカーのよう。ヒーターなども作っていて、日本の販売代理店のウェブサイトがあったが、扇風機は出ていない。もう作っていないのだろうか。でもヒーター(ブルーフレーム)はカッコいい。

 家電は視界に入るところに置いて使うものなので、機能だけでなくデザイン・見た目がかなり重要だと思う。季節家電は特に目に入るところで使うし、たとえ年中使うものではないにしても、いや一時期しか使わないからこそ、気に入ったものを使いたい。自分としてはむしろ、高機能すぎる大手メーカーの最新商品よりも、若干機能は落ちても、中小メーカーの商品のほうがよかったりする。

 今年も暑くなってきて、そろそろどの家でもエアコンや扇風機が活躍しはじめるころだろう。自宅でももう扇風機を出して使っていて、1台は家電量販店で1000円くらいで買ったものだが、もう1台は±0(プラスマイナスゼロ)のテーブルファン(黒)。小さいのにいいお値段するのだが、インテリアとして置いていても“画になる”ので気に入っている。
 ストーブは灯油は危なくて使えないのと、ファンヒーターは埃が舞うため、デロンギのオイルヒーターとエレクトロラックスのパネルヒーターを使っているが、いずれもデザイン重視で選んだ。



 ところでさっき±0のサイトをみたら、自分が買ったときには無かったと記憶している、サイズの違う商品も出ているようで(テーブルサイズなど)、ちょっと欲しくなった。。。

2013年6月13日木曜日

議決権行使をネットでやったら誘導されそうになった


 今年初めてネットで議決権行使をして気づいたのだけれど、議決権行使のウェブサイトには、「会社提案議案全議案に賛・株主提案議案全議案に否」というボタンがある。「今さら?」と言われるかもしれないけれど、これって結構ひどくないか? 誘導がすぎるのではないだろうか? 株主提案なんて、取締役会は得てして反対するもので、僕が株主になっているこの企業もそうなのだけれど、賛否を記して返送するハガキにはこんな項目はない。一つずつ、賛と否のいずれかを丸をつけていかなければいけない。これまでずっとハガキに一つずつ○を付けて送り返していたので、ネットでこんなことになっているとは知らなかった。

 たしかにハガキにも、「(ご注意) 株主提案につきましては、当社取締役会はそのいずれにも反対しております。」という注意書きはある。だけど「一カ所に丸をつければ、株主提案議案だけ反対できる」なんて機能はない。

(ついでにハガキの説明の分かりにくさでいうと、「株主提案に賛成の場合は『賛』に、当社取締役会意見に賛成の場合は『否』に○印でご表示ください」という説明も分かりづらい。そこは「株主提案に賛成の場合は『賛』に、反対の場合は『否』に○印でご表示ください」でいいだろう)。

 見方がズレてるようなら失礼。

2013年6月7日金曜日

なかなか見つけられない「専門分野×得意・好きな分野」

 藤沢数希さんの「金融」と「恋愛」、内藤忍さんの「投資」と「ワイン・グルメ」など、仕事などの専門分野と、自分が好きな(または得意な)分野を持っている方は、コンテンツを生み出す力があります。それぞれの要素がそんなに珍しくなくても、組み合わせによっては、ユニークな(他にいないという意味で)存在になれる可能性が高くなります。自分はこれまでいろいろ(趣味でも仕事でも)手がけてきましたが、いずれも突き抜けるところまではいっていない、いい組み合わせが見つけられていないと反省しています。

 先日、友人のサリーさんが書籍『「おいしい」を科学して、レシピにしました。 』(サンマーク出版)を上梓されました。京大農学部卒業時に総長賞を受賞した彼女は今春、大学院を修了されたばかり。学生時代からELLEオンラインで「Sallyの科学なごはん帖」なブログを連載されています。

 そんな彼女の得意分野・好きな分野が「科学」と「食(料理)」。その組み合わせで出版甲子園でグランプリも獲得されているほどなので、友人ということを差し引いても楽しみにしていました。

 本書では「鶏肉のママレードソテー」「トマトチーズ飯」「生姜の炊き込みご飯」「塩鮭と白菜の蒸し煮」など37のレシピが紹介されています。1レシピ見開き2ページで、左ページには材料と簡単な手順、サリーさんらしい科学的な紹介文、右ページは写真という構成。科学的な紹介文の一例を紹介すると、例えば「イタリアン肉味噌」の項目では

玉ねぎの辛みや目にしみる成分である硫化アリルは。炒めるとプロピルメルカプタンという甘み成分に変化します。硫化アリルは揮発しやすい成分なので、玉ねぎの甘みを生かしたいときには、切ってすぐに炒めるようにしましょう(後略)

 といった具合。ほかにも別のレシピでは、枝豆の緑色であるクロロフィル、うまみ成分のグルタミン酸などについて言及されています。なかなか他のレシピ本ではお目にかかれないような紹介で、ちょっとした読み物としても面白いと思いました。

 彼女は「生き物がつくられる仕組みを学ぶため」農学部に入り、「料理がおいしくできる仕組み」があることに気づいたといいます。自身のプロフィールに「食道楽の家に生まれる」という表現があるくらいですから、大学に入る前から「食」というものには(意識していたかどうかは別にして)ゆかりが深かったはずですが、ついに大学で自身の専門である「科学」と「食(料理)」がリンク。ブログを書いたり本を出版したりという活動につなげています。「大学の図書館では、食品額の棚のどの本に何が載っているかほとんど把握していたほど」だそうで、研究の深さがうかがえます(それくらいやらないと「好き」「得意」とはいえないのでしょうが)。

 別の見方をすれば、「好き」と思えば勉強して研究して「得意」な分野にできるということだし、(この言葉いやがる人もいるかもしれませんが)「差別化」「パーソナル(セルフ)ブランディング」になるということでしょう。

 一つひとつの要素は珍しくなくてもいい。でもそれを掛け合わせることで、他の人にはないモノを生み出せる……。と、これは以前取材させてもらった内藤さんがまさにおっしゃっていたことでしたが、まさにその通りだと思います。

 専門分野  ×   得意分野
(____) ×  (____)

 あなたは何を入れるだろうか。
 自分なら何を入れられるだろうか。入れたいだろうか−−。
 
 入れるべきもの、入れられるものに気づいていない人が意外と多いのではないだろうか。

2013年6月1日土曜日

「悪意あるアンケートの対象になること」 < 「都合が悪くなると対象不良で仕事を休めること」 ?

香る男にしか抱かれたくない? いいニオイがしそう1位は福山雅治


 このニュース、タイトルこそ無難な感じだが、別ページでは「加齢臭がキツそうな有名人は」と紹介されていた。正直、誰なのか関心はないが、「またヒドいことを書いてるなぁ」とブログネタにでもしようと、ついクリックしてしまった。
 すると本当のタイトルでは上の通り「いいほう」の名前が紹介されていて、見た瞬間に「うわ、興味ねぇー」とガックリきた。だがたしかに、こちら(ヒドくないほう)のタイトルではクリックしてもらえる可能性は下がるかもしれない(「いいニオイがしそうな有名人はあのイケメン歌手」じゃなぁ……)。 

 ここで、「ネガティブな方向性のほうが多くの人の関心を集めやすいのだろうか?」という考えが頭をもたげる。

  これのアンケートと似たようなものに、抱かれたい芸能人、抱かれたくない芸能人を聞くものもある。前者はともかく後者は「今さらながら、よくもまぁそんあひどいアンケートをするものだ」と思う。発表する側は「視聴者(ユーザ)がそう答えているから」というかもしれないが、そもそもそんなアンケートとっていいものなのかと思う(嫌われてナンボの芸風もあるので、止めたら止めたで常連は困るのかもしれないが)。

  ネガティブな方向性のほうが関心を集める、という話に戻る。もしそれが正しい見方なのだとしたら、新聞をはじめとしたメディアが、事件や事故など他人の不幸話ばかり取り扱うことに批判が起きることがあるが、筋違いではないかということになる。求められているものを出しているだけといわれればそれまでだは、やはりハッピーな話ばかり載せた新聞なんて、瞬間ネタにはなるが続きそうにない。 

 おそらく重要なのは、取り扱うネタの方向性というより、紹介の仕方に悪意があるかないかだろう。そして、ここで紹介したアンケートには悪意が感じられる。クラスの中で「誰が一番嫌いですか」というアンケートはできないだろう。なぜ芸能人はしてもいいのだろうか。有名税にしては重すぎやしないだろうか。最近の矢口真里騒動(特に都合が悪くなると「体調不良」で仕事を休めることへの疑問)を見て辟易としていたこともあって、そんなことを考えた。