ウェブ編集者・映像ディレクターのブログ

2014年9月2日火曜日

なぜ日本の家にはプールがないのか?

© ヒグラシホームプール

この夏、泳ぎの練習のため区のプールに何度か通ってふと思った。

「なぜ日本には自宅にプールがないんだろうか?」



何となく「狭い」「高い」という理由だろうということは想像がつく。ただ10年くらい前、オーストラリアのブリスベンに行ったときは、普通の家庭でもプールがあった気がする。オーストラリアは日本より土地が広く、家の敷地も大きかったから、「狭いから」という理由で造れないことはないのだろう。

しかし気になるのはランニングコスト、具体的には水道代だ。当時、オーストラリアで聞いた話では、何より「水が安い」ということだったような気がする。

別に本気で家にプールを造りたいと思っているわけではないが、せっかくなので、一体どれくらいかかるのか調べてみた。

ググってみたところ、ちょうど2年ほどの前のR25にこんな記事があった。コメントには
「スタンダードな2.5m×5mの大きさのプールだと、最低で約360万円の予算がかかります」
とある。
……あまり高くないような気もするが、きっとランニングコストがかかるに違いない……と思ったが、同じ記事では「月6000円くらい」とある。

そんなに高くない。

また家庭プール施工業者のウェブサイトには「699万円」とある。こちらは25m×3mとあるから、R25の記事の例より相当大きい。大きさは倍以上だが費用は2倍弱。安いとはいえないが、地方の土地持ち、金持ちなら造れなくはないんじゃないだろうか(この業者のサイトには、縦横各3mのプールの見積もりが250万円〜とある)。

造りつけるのではなく、設置するタイプだとこんなのもある。


これはポンプなども付いて57000円と格安だ。送料も無料というからすごい。
さすがに泳げないのはなぁ……というなら、こういうタイプ。


これなら長さ10m弱、幅5m弱だから泳げるだろう。これでも44万5000円だから、工事して造りつけるよりは安い。

水道代はどれくらいになるのだろうか?

上の57000円のタイプは必要水量が1万リットル、下のほうは54000リットル。
東京23区だとこんな表があった(水道代は。メーター口径はそれぞれだろうけど、普通の家庭だと大きめで20mmくらいで良いようなので、その部分を確認してみる。

1万リットルは10立方メートルだから、22円/1立方メートルなので、220円+1170円ということになる。

《従量料金内訳》
1~5立方メートル  @0円×5立方メートル= 0円
6~10立方メートル @22円×5立方メートル= 110円
小計 110円+1170円(基本料金)=1280円。

下水道もかかるので、

《下水道料金内訳》
0~8立方メートル  560円
9~20立方メートル @110円×2立方メートル= 220円
小計 780円

結局、2060円(税別)しかからない。

下のほうは54000リットルだから、54立方メートル。

《従量料金内訳》
1~5立方メートル @0円×5立方メートル= 0円
6~10立方メートル @22円×5立方メートル= 110円
11~20立方メートル @128円×10立方メートル= 1280円
21~30立方メートル @163円× 10立方メートル= 1630円
31~50立方メートル @202円× 10立方メートル= 2020円
51~54立方メートル @213円× 4立方メートル= 852円
小計 5892円

《下水道料金内訳》
0~8立方メートル  560円
9~20立方メートル @110円×12立方メートル= 1320円
21~30立方メートル @140円× 10立方メートル= 1400円
31~50立方メートル @170円× 10立方メートル= 1700円
51~54立方メートル @200円× 4立方メートル= 800円
小計 5780円

こちらは11672円。

計算が正しいかちょっと自信がないが、これが本当なら予想よりは安いのだけれど……。

「計算、間違ってるぞ」「うちにはプールあるけど、水道代こうだぞ!」という方がいらっしゃったら是非ご指摘ください。